北部白山登山情報センターは、2016年4月くろゆり荘内に設立されました。

———————————–

<設立の経緯・目的>
白山には12の登山道があり、石川県側・福井県側・福井県側のそれぞれの登山口から登ることが出来ます。年間7万人とも、8万人ともいわれる登山者を迎える白山ですが、その90%以上は最短ルートである「砂防新道」での登山です。くろゆり荘がある中宮温泉は、12の登山道のうちの一つ「中宮道」の登山口にもなっています。中宮道は、原生自然が最も多く残る登山道の一つであり、これぞ植物の宝庫と言うべき白山の神髄とも言える場所です。しかしながら、山頂までは距離にして約20km、時間にして登り約15時間とかなりのロングコースであり、公共交通機関も砂防新道ほど便が良くない等の理由で、利用者はかなり少ないのが現状です。白山の北部には、この中宮道の他にも、加賀禅定道、楽々新道、岩間道、北縦走路があります。距離としては中宮道より短いですが、それでも片道15キロを超える登山ルートでやはり健脚者向けです。利用者が少ないからあまり案内されない、案内されないから利用者がますます少なくなる、ということの繰り返し。悲しいことに、白山登山ルート案内の中には、北部登山道が紹介されてないものもあります。こうした現状を打破し、より多くの方に白山の北部登山道のことを知ってもらうことがセンターの設立目的です。実際に足を踏み入れた者にしか分からない現場感を大事にしながら、様々な角度から情報提供をしていきます。